2014-11-20

ぬりえを買ってもらいました








代々木上原のギャラリー「SPACE8」さんが
インタビューを記事にしてくださった時に

幼い頃に“ ぬりえ ”を「人の作品だから」という理由で
買ってもらえなかった

というお話をしたのですが





国立新美術館へ出掛けた母が
なんと“ ぬりえ ”を買って来てくれました!


母は「SPACE8」さんの
記事を読んだという訳でもなく

ただただ 美しいからということでおみやげに





なんとも

なんだろう 嬉しいなぁ


“ ぬりえ ”は 私にとって
ねだっても買ってもらえなかった思い出があって

妙なカタチで 憧れがふくらんでいたのですが


数十年越しに
時空を超えて 手元に届いたような
不思議な感覚になりました










でも

わたしも子どもにねだられたら
ぬりえは買わないかも


教育上どうだ というおハナシではなくて

その子が どんな絵を描くのか
楽しみで仕方がないから







描いた絵を見せると
すごく喜んでくれた母の記憶が
山のようにありますが


いまやってることもその延長で




誌面などが華やいだ とか
ある役割をしっかりと果たせた とか

喜んでもらえるのが
嬉しくて描いている部分は

小さくないように思います










見せたあと「ダメ」と言われても
傷つくことなく
代案を出せるようになっているのが

大きく成長したところ














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鈴野麻衣
Mai Suzno