2011-11-28

ガイドさん




を観に行きました

音声ガイド貸し出しの列に並んで
2つのガイドを手に持って戻ってきた母

「わたしの分はいらないよ〜」と反抗期の中学生ばりに
ふくれっつらをしてみせましたが

母:「面白いから聞いてみて」

まぁせっかくだから
と音声案内を聞いてみたら

確かにおもしろい


おせっかいにずーっとついて回って
自分のペースをみだされるのでは?
と敬遠していましたが

ガイドのある作品は限られているし
その中から興味があるのだけ
選んで再生することもできるんですね

途中でやめたり もう一度聞いたり
結局 ほとんどのガイドを再生したと思います


親鸞が仏の教えを書き残した
書物の巻頭に

自由な精神を手に入れた喜びが
船出に例えられて表現されている一文が
あったのですが

ガイド無しだったら
漢字の羅列で全文を解釈できず
スルーしていたはず

ありがとうガイドさん

そしてありがとう母上
ふくれっつらしてごめんね




それ以来
すっかりお気に入りの「音声ガイド」


「ヴェネチア」展のガイドは
すごくハイテクで
ピカーって光るペン先で
渡されたシートの写真や文字を
タッチすると自動的に音声が流れました

ようく見てみると
小さな穴がプチプチ開いているように見えます


どういう仕組みなんでしょうか
不思議すぎます 未来です





そして

でも音声ガイドを相棒に
クルクル見て回りました

ロートレックと同時代に活躍した
ポール・デュカスの「フィナーレ」という曲が
BGMとして再生できるようになっていたのですが

ムーランルージュのポスターなどが
たーくさん展示してあるお部屋で
再生したらなんとも華やかな気分で

小躍りしそうなのを
なんとかおさえつつ鑑賞

時空を超えて1890年代のパリに
旅行したような錯覚でした


他のふたつの展示に比べると
やや「多いな」という印象もありましたが
すべて聞こうとしなければペースも乱されないし
借りる価値あり



おすすめです♩

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鈴野麻衣
Mai Suzno