2014-10-15

にじをこえて








「まこ」



名前を呼んでも
楽しいキノコの森で見つけた
蝶々に夢中で 振りむきません




自分のお耳に いつもとまっている
茶色の蝶々にそっくりです





そのまま追いかけて 行ってしまう まこ





その足どりは
ぴょんぴょこと軽やかで
とても楽しそう





これから いく先々で
たくさんの発見や出逢いがまっています




走ったり 歩いたり においをかいだり
疲れて少しお昼寝したり



大好きなおやつも そこかしこに
















愛するものとのお別れは苦しいけれど
それは残されるものの
死への恐怖を やわらげてもくれる







後からいくね
また会えるの楽しみだよ








その いつでもそちらへ旅立てる
「楽観的なあきらめ」のようなものが



日々の暮らしの さまざまな執着から
こころを解放させてくれて



そのおかげでまた 毎日の暮らしが
豊かな気持ちで過ごせるような気がします

この気持ちは数年前に父を亡くして
手にしました






大好きなまこ
これからもずっと大好きだよ
たくさんたくさん ありがとうね


あなたの可愛い仕草が
つぎつぎと思い起こされます













写真評論家の飯沢耕太郎さんが保有する
写真集5000冊を読むことができる




10/24〜はイベントで  “ きのこウイークス ”  
それに向けて鏡もおめかし ということで

 “ キットパス ” というクレヨンのような画材を使って
きのこの絵を描いたのですが


まこへの気持ちを
こっそりしのばせてもらいました


制作風景はこちら

写真集食堂めぐたまさん HP








絵を描き終えたその足で

もうcloseして誰もいないギャラリーに寄って




エントランスのガラスにも描きました











ギャラリーに置いてある感想ノートに9歳の女の子から

「絵が素敵です 悲しいことがあっても 描き続けてください」
というメッセージ



必要な時に 必要な言葉に
ちゃんと出会えるようになってる

世界はすばらしいな
































...........................鈴野麻衣
Mai Suzno