2011-05-05

映画あれこれ



 第2回「逗子海岸映画祭」へ行ってきました
「CINEMA CARAVAN」と書かれた看板をたどってゆくと
サーカス小屋のようなゲート
突如現れた異空間はフェリーニの映画みたいです


ゲートをくぐるとポップコーン屋台やレストラン
300インチのスクリーンが設置されていて
たくさんの人がイスにすわったり
シートに寝そべったりして映画が始まるのを待っていました


わたしもオムライスとポップコーンを
ほおばりながら夕暮れを待ちます
遠くには江の島がチラリ


星空のもと映画を観るなんて
それだけで最高に贅沢で とても特別な時間を過ごしました


そういえば 野外で映画を観たのは初めてです
すごく素敵な企画 また来年もあるといいな




野外で映画といえば
大磯にドライブインシアターがあった と思って調べたら
2010年10月11日に閉館していました ショック!

閉館していた事にではなく
つい最近まで上映していたということにショックです
とっくに無くなってしまっていたと思ったのに なんという不覚
車のFMラジオから音声を聞くとか とても楽しそう
行けば良かった…

日本最後のドライブインシアターだったそうです




いま茅ヶ崎にある映画館はワーナーがひとつだけですが
昭和の頃には映画館が2つありました

北口のマクドナルドの裏あたりに「茅ヶ崎新生劇場」
南口の線路沿いのパチンコ屋さんあたりに「大黒館」

昭和18年生まれの父は
曾祖父につれられて良く行っていたそうです

「ポップコーンとかあったの?」と聞いたら
「僕が小さい頃はそんなの無かったな
コーヒー牛乳くらいが関の山だったような気がする」とのことでした

どんな映画館だったのでしょうか
タイムマシンにのって観に行ってみたいです

映画館が無くなるって
どうしてこんなに寂しい気持ちになるのでしょうか

サーカスや学校 中心街など
本当は人がいっぱい集まるべきところが
がらーんとしていると
とても寂しい気持ちになります



たくさんの寂しい気持ちが
たくさんの幸せで満たされますように
たくさんの楽しいことが待っていますように







最後にお知らせ

地震のため中断・延期になっていた我が叔父の上映会
残りの2日分の開催が決定しました

5月20日(金)・21日(土)
アテネフランセ文化センターにて

長編処女作「レディ・メイド」に
私と兄が子役で出演しています
犬堂一心監督も俳優として出演!

20日の上映会には兄妹で観に行きます
どうぞよろしくおねがいします


上映スケジュール 

5月20日(金)
14:00-「レディメイド」1982(60分)「学習図鑑」1987-1989(50分) 
16:20-「ゆめこの大冒険(染色サウンド版)」1986-2011(70分) 
18:00-「孤独な惑星」2010(94分) 
19:40-トーク:瀬川昌治(映画作家) 

5月21日(土)
14:00-「ヒカリ」2006(8分)
「映像の発見 松本俊夫の世界 パイロット版」2006(13分)
「バッハの肖像ーラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009より」2010(120分) 
16:30-トーク:松本俊夫(映画作家) 












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鈴野麻衣













Mai Suzno